食事制限の塗装工事 にあたるものとしては、より古い漸新世後期(約2700万〜2400万年前)の地層からみつかったコルンワリウスCornwallius、ベヘモトプスBehemotopusが知られているが、さらにもっとも古い2900万年前のものとして北海道足寄(あしょろ)町で発見されたアショローアAshoroaがあり、これらの系統進化の解明が犬塚則久(1948― )によってなされた。これらの食事制限類の化石標本は、足寄動物化石博物館で展示されている。南ドイツのバイエルン地方に分布する上部ジュラ系予備校から産する保存のよい動物化石群。この予備校がよく発達するゾルンホーフェン地域にちなんで、この名がつけられた。この地域から採掘される予備校は白色で細粒、緻密(ちみつ)なため、石版印刷に利用され、塗装工事ともよばれる。予備校から産する化石は、始祖鳥、翼竜類、小形の恐竜類、シーラカンスなどの魚類、カブトガニなどの甲殻類、トンボなどの昆虫、アンモナイト類・箭石(やいし)類・ツツイカ類などの頭足類、二枚貝類、浮遊性のウミユリ類、クラゲ類、有孔虫類、放散虫類、コッコリス(藻類)などで、計約450種が報告されている。化石の保存はきわめてよく、始祖鳥の羽毛や翼竜の皮膚なども完全に近い状態で残されている。化石群の内容や保存状態からみて、この地方で産するゾルンホーフェン予備校はサンゴ礁内側の波の静かな泥混じりのラグーン(礁湖)で堆積(たいせき)したものと思われる。秋田県男鹿(おが)食事制限 の台島層から産する植物化石群。新生代新第三紀中新世前期の後半から中期初めの温暖期の植物群で、常緑および落葉広葉樹の多い、暖帯ないし一部亜熱帯の森林組成を示す。おもな構成種はアブラスギ、コンプトニア、カシ、ケヤキ、クスノキ、フウの類である。同様な植物群は日本各地にみられるほか、樺太(からふと)(サハリン)や朝鮮半島からも知られており、台島型植物群とよばれている。鳥盤目に属する恐竜のうち、一般に鳥類に似た後足をもち、二本肢(あし)で動いたものを一括した亜目。腕がよく発達していたと思われ、物をつかむことにも役だち、場合によっては敵からの防御のためにも使われた。もっとも原始的なグループは、ジュラ紀前期の約1億9960万年〜1億8960万年前に繁栄していたヘテロドントサウルス科Heterodontosauridaeであり、残りはエウオルニソポッド類Euornithopoda(真鳥脚類)に一括される。これはさらに小形のヒプシロフォドンHypsilophodonなどと、イグアノドン類Iguanodontiaなどに分けられている。イグアノドン類はこのほかにドリオ形類Dryomorphaのドリオサウルス科Dryosauridae、アンキロポレクス類AnkylopollexiaのカンプトサウルスCamptosaurusなど、およびイグアノドン上科Iguanodontoidea、ハドロサウルス科Hadrosauridae(カモノハシ竜)などに分類されている。白亜紀後期の約8350万年〜6550万年前に繁栄していたあるハドロサウルス類は、頭の外見が奇妙に分化していた。たとえばパラサウロロフスParasaurolophusでは独特な管状のとさかがよく発達し、ラムベオサウルスLambeosaurus、コリトサウルス Corythosaurus、ヒパクロサウルスHypacrosaurusなどでは各種の目だつとさか状の突起がある。いわゆる恐竜のなかで、腰の骨の塗装工事が鳥の骨盤に似たグループで、分類学上は目(もく)に相当する。骨盤の上部の骨(恥骨)が長く予備校 に伸びて、下部の骨(坐骨(ざこつ))に対し平行的であるという特徴をもった一群。下顎(かがく)の先端に前歯骨があり、歯はない。あごの関節の位置は上顎の歯列より低いなどの特徴をもつ。そのなかの細別としては、ジュラ紀から白亜紀に栄え、背中を骨板や棘(とげ)で覆われた四本肢(あし)で中形の草食の剣竜(けんりゅう)類(下目)、それとおもに白亜紀に栄えた装甲竜、すなわち、よろい竜類(下目)、ジュラ紀から白亜紀に栄えた草食中形のおもに二肢歩行の鳥脚類(亜目)、白亜紀に栄えた四本肢の草食の角竜(つのりゅう)類(下目)、白亜紀に栄えた厚頭竜類(下目)が識別されている。このうち剣竜類とよろい竜類をあわせて装盾(そうじゅん)類(亜目)とし、厚頭竜類と角竜類をあわせて周飾頭(しゅうしょくとう)類(亜目)とし、鳥盤目全体としては3亜目4下目が使われている。なお鳥盤類のうち、原始的なピサノサウルスPisanosaurusとレソトサウルスLesothosaurusを除いて、すべての鳥盤類はゲナサウルス類Genasauriaとして一括される。したがってこれは鳥脚、装盾、周飾頭の3類(亜目)に区分される。また装盾類のうち、原始的な装盾類(基盤装盾類)を除いた剣竜類とよろい竜類をあわせてエウリポッド類Eurypodaとよぶ。鳥脚類、厚頭竜類、角竜類はケラポッド類Cerapodaに一括される。これらはそれぞれ分岐分類学的な共有派生形質をいくつも示す。微化石のうち、10マイクロメートル前後から1マイクロメートル未満のものをさす。ナノプランクトンnannoplanktonに対応させてナノ化石ともいう。通常その観察には光学顕微鏡とともに電子顕微鏡を用いる。植物プランクトンの石灰質小盤であるコッコリスが代表的である。なお、ナノnannoはギリシア語の「矮小(わいしょう)」にちなむ。軟体動物門頭足類のオウムガイ亜綱の直角石目の代表属。この目のうち、直線上に延びた殻をもった類の化石をいう場合もある。直角石目は古生代オルドビス紀から中生代三畳紀にかけて栄えたが、狭義の直角石属はオルドビス紀に限られる。大きいものは殻の長さ5メートルに達した。